N社様
医療器具のエージング
医療・医薬業界
納入前の課題
インライン製造におけるエージング装置の開発
従来、当該製品は外部委託工場で組立が行われ、エージングも恒温倉庫で実施された後、包装するため自社へ納入されていた。しかし、組立から包装までの全工程を自社の生産ラインで実施するインライン製造への移行に伴い、エージング工程を自社工場内で完結させるため、新たにエージング装置の開発が必要になった。
納入の決め手
シュリンクトンネルでの技術蓄積がエージング装置選定の決め手に
当社は長年にわたり、シュリンク包装機に用いられる加熱トンネルの設計・製造に携わってきた。これらのトンネルでは、フィルム収縮の仕上がり品質を左右するため、炉内の温度均一性、風量バランス、搬送速度の安定性など、極めて精密な制御が求められる。当社は数多くの装置を提供する中でノウハウを蓄積してきた。これらの豊富な経験と技術的蓄積が総合的に評価され、エージング装置の開発・製作において当社が選定される決め手となった。
納入の効果
難しい温度制御を実現
エージング工程をインライン化するためには、炉内温度を設定値から±2℃以内で均一かつ安定的に保持し、製品を30分以内に自動搬送できる連続処理機構を備える必要があった。
開発した装置は機長が長く、炉内容積も大きいため、広い空間で温度を均一に保つことは非常に難しい課題であったが、温度分布や搬送条件を繰り返し検証し、最適な運転条件を導き出した。その結果、要求される温度制御精度と処理時間を満たすエージング装置として稼働させることに成功し、インライン化を支える装置として高い評価を得ることた。
お客様情報
N社
- 業種
- 医療・医薬品製造販売
- 業務内容
- 医療機器・医薬品・医薬用包装材を中心に、医療分野で幅広い製品を提供する総合医療メーカーであり、透析関連機器やジェネリック医薬品、ガラス容器などを製造・販売するとともに、再生医療分野にも取り組んでおられます。